message in a bottle

大好きなラジオ、音楽、街、スポーツ、家族の事。 そして自分の忘れたくない事を綴ります。

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AMとFM

私はラジオが大好きです。

毎日聴く様になってから24〜25年経ちます。

KBS滋賀

私が毎日ラジオを聴き始めた頃、私の暮らす滋賀県にはラジオ局は一つしかありませんでした。

それがKBS滋賀です。

KBS滋賀は独立した放送局ではなく、KBS京都の支局の様なものでした。

KBS滋賀制作の番組は大体14時から17時位までのお昼の放送のみで、あとはKBS京都の番組を放送していました。

しかし、KBS滋賀制作の番組は中々面白くて、地元発という事もあり欠かさず聴いていました。

お昼のワイド番組のパーソナリティは笑福亭伯枝さん、笑福亭仁嬌さん、笑福亭三喬さんなどで、笑福亭松鶴一門の噺家さんがよく出演されていました。

αステーションに浮気

しかし18〜19歳の私はある日を境に京都のFM局αステーションに浮気をしてしまうのです。

幼いころ、浜村淳さん、成瀬國晴さんのトークで育ち、KBS滋賀の噺家さんたちのもっちゃりしたトークに慣れていた私は、αステーションの佐藤弘樹さんや久米村直子さん、三島真路さんの洗練されたトーク、オシャレな楽曲、交通情報や天気予報やニュースに入るときのカッコイイ音にノックアウトされてしまったのです。

それからしばらくオシャレな放送を聴く日々が続きました。

ついに滋賀にFM局が

それから程なく滋賀にe-radioというFM局が開局しました。

しかし、私はJFN制作の番組は余り興味がなかったので川本勇さんと中野栄美子さんの番組以外は相変わらずαステーションを聴いていました。

AMラジオと復縁も…

αステーションとの浮気も長くは続きませんでした。

何かの拍子にCBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」を聴いてしまったのです。

つボイノリオさんのウワサはかねがね聞いていたのですが、αステーションを聴き慣れた私には衝撃でした。

圧倒的な情報量、どうでも良い事でも深く掘り下げトレンドを作ってゆく。

驚きました。

そこからMBSラジオやABCラジオ、さらにTBSラジオやニッポン放送も聴く様になり、FM局と決別をしたのです。

しかしKBS滋賀に戻る事はありませんでした。

KBS滋賀の独自の番組はもう無いそうです。

AMとFMの違い

だからと言ってFMがカルチャーとして劣っているわけではありません。

つボイノリオさんの放送は家族で出かける時に聴くわけにはいきません。

彼女とデートの時はやっぱりFMです。

FMは音楽を聴くもの、AMはトークを聴くものだと思います。

FMには小林克也さんやヒロ寺平さんのような偉大なDJもいます。

また、FMは若者、AMはオッサンのものとも言えます。

中には例外もありますが。

私はもうオッサンなのでAMを聴き続けます。