message in a bottle

大好きなラジオ、音楽、街、スポーツ、家族の事。 そして自分の忘れたくない事を綴ります。

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国会議事堂ツアー

先日、東京へ行った折に時間があったので皇居外苑付近を散歩していました。

桜田門からふと遠くに目をやると国会議事堂が見えました。

「これは、国会議事堂が俺を呼んでいる!」と思った私は国会議事堂のそばまで行きました。

国会議事堂正面の辺りで警備をしてるお巡りさんに「国会議事堂の中に入ったりできますか?」とダメもとで聞いてみたら、「見学ツアーしてて、あと30分位で始まりますよ。途中退出は出来ませんが。」との事。

私はすぐさま参加手続きを行いました。

 

住所、氏名、連絡先を書いて、待つ事数分。国会議事堂ツアーが始まりました。

 

参加者は10人位で、皆んな40代以上の感じでした。

まず、階段を登ります。天井が低く、当時の平均身長に合わせた高さらしいです。眼下の噴水には喜怒哀楽を表すししの顔。ロビーの様な所に出て、天皇陛下の控室、皇族の控室を見学。天皇陛下の控室は仕上げの良さが醸し出される重厚な雰囲気がありました。盾と唐草模様を模った欄間。上品な絨毯。控室の前にある柵には貴族院の焼印が施されていました。

そして、国会議事堂のシンボル、吹き抜けの内側には日本の四季が。春の吉野の桜、夏の十和田湖、秋の奥日光、そして冬の日本アルプス

その下には四隅に伊藤博文板垣退助大隈重信銅像、それと銅像いない台座。これは先の3人の様な立派な政治家が出てほしいという願いが込められているそうです。

壁は全て大理石。床は赤絨毯。

続いて化石の壁。沖縄の海底から切り出された岩だそうで化石が混ざっています。

そして委員会室、本会議場へ。

本会議場では放送による説明。本会議場は以外と狭く感じました。

そして屋外へ。

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各県の木が植わって「県の森」を通り抜けようやく撮影OK。

正面の入り口から入るのは天皇陛下国賓クラスの外国の要人と初当選されて初めて国会に足を踏み入れる新人議員だそうです。

国会議事堂は計算され尽くして建てられている様です。

ドアの鍵(アメリカ製)、郵便ポスト(アメリカ製)、ステンドグラス(イギリス製)以外は全て国産の素材で作られている様です。

至る所に鳳凰を呼ぶ唐草模様。鳳凰は政治を安定させる事が出来る力があるそうです。

概ね1時間半くらいのツアーでした。

是非一度は行ってみて下さい。