柴又 帝釈天 寅さんを訪ねて
先日、東京へ行った折に柴又の帝釈天へも行って来ました。
日暮里から京成線に乗り高砂で乗り換え。この乗り換えから「男はつらいよ」の世界へ誘われてゆきます。
柴又で下車すると、丁度さくらが寅さんを見送っていました。
駅前は食堂などがあり懐かしい駅前風景です。
そのまま帝釈天の参道を行くと土産やさんに混ざって昔ながらのおもちゃ屋さんや雑貨屋さんがあります。
もちろん、草団子屋もあります。
ほとんどの団子屋の団子は消費期限は本日中です。
帝釈天が見えて来ました。
本当に御前様が出て来られそうです。
源公が夕方になるとこの鐘をつきます。
本当、ノスタルジックで何故か優しい気持ちになれる不思議な街です。
結構人で賑わっていたのですが全く不快にならない。むしろ、空いてたら寂しいだろうなと思いました。
近くには寅さん記念館もあります。
帝釈天の裏には江戸川が流れていて、寅さんがカップルの邪魔をするのが目に浮かびます。
江戸川沿いを散歩する人、走る人。スポーツを楽しむ人。まさしく庶民の憩いの場です。
帝釈天の参道を少し外れると閑静な住宅街になります。
博とさくらが住んでそうな感じです。
帝釈天の参道を柴又駅の方へと引き返し、再び京成線に乗り高砂へ。そして日暮里、東京駅へ。
ほんの束の間の昭和への旅は車窓に映る風景と共に平成に戻りました。