激戦 陸上日本選手権男子100m
先日、大阪ヤンマースタジアム長居で陸上日本選手権が行われました。
男子100m決勝は日本人オールスター
男子100m決勝は世界陸上の3枠に対して10秒台前半のスプリンターがそろいました。
現役最速10秒01の桐生選手、プロ選手としてエントリーのケンブリッジ選手、
ケガからの復帰レースとなる山縣選手、
6月10日に追い風参考ながら9秒台を記録した多田選手、ケガでリオ五輪を欠場したサニブラウン選手、自己ベスト10秒33の記録を持つ川上選手、医大生で自己ベスト10秒27の高橋選手、インターハイ連覇など輝かしい経歴で自己ベスト10秒19の九鬼選手、という陸上日本選手権史上最高と言っても良い日本人オールスターでの熾烈な争いとなりました。
本命はやはりリオ五輪メダリスト
このレースの見どころはリオ五輪のリレーのメダリストである、桐生選手、ケンブリッジ選手、山縣選手に他の選手が何処まで迫れるか?だったと思います。
しかし、結果は想像を超える圧倒的現実が待っていました。
森脇健児さんも観戦
この日お昼のラジオ「森脇健児サタデースタジアム」でかみじょうたけしさんに「俺、今日は忙しいねん。1時に放送終わったら飛び出しや。嵐山の家まで走って帰って風呂に入る、そして阪急で梅田にでて、芸能人やから地下鉄御堂筋線で天王寺超えて長居に行くんや!」
と張り切っていました。
洛南高校陸上部のOB会副会長の森脇健児さんは桐生選手の先輩です。
しかし森脇健児さんが桐生選手のTwitterをフォローしているそうですが、桐生選手はフォローしてくれないそうです。
サニブラウン・ハキーム
結果はサニブラウン選手が10秒05で優勝!そして本職の200mでも優勝しました。
2位は新鋭の多田選手!
そして3位にケンブリッジ選手が入りました。
サニブラウン選手が凄いのは200mの予選もキッチリと走って100mの決勝で結果を出して、緩む事なく200mでも結果を出した事だと思います。
決してスタートは良いとは言えなかったですが、焦らず淡々と自分の走りを貫徹した感じでした。
対して多田選手のスタートは素晴らしかったです。
ケンブリッジ選手と桐生選手はプレッシャーからか硬い感じがしました。
偉そうに解説していますが私も学生の頃は実力は無いながらも陸上競技をしていました。ので、雰囲気位はわかります。
9秒台はもうすぐ
残念ながら今回のレースでは9秒台はでませんでしたが、もうすぐ出るのは間違い無いです。
人類初の9秒台が出たのも3人が同じレースで同時に出していますから。
今回の決勝の出場選手の誰が出してもおかしくないですし、新たな選手が登場するかもしれません。
桐生選手や山縣選手も惜しくも世界陸上男子100mからは外れましたが、おそらくリレーで存在感を示してくれるでしょう。そしてリベンジを誓っているはずです。
世界陸上ではサニブラウン選手は100mと200mに出場する事になります。
日本人としては100と200の同時エントリーは余りなかったと思います。確かではありませんが。
どれだけ決勝に体力を温存出来るかがポイントになってきます。
サニブラウン選手が今回の日本選手権の様にリラックスして走れたら素晴らしい結果が待っているのではと思います。
あ〜!世界陸上楽しみです。