食中毒にご注意を
毎日暑い日が続いています。暑さ対策も大切ですが食べ物や飲み物にも気を使わなければならない季節がやってきました。
娘の通う中学校から電話が…
昨日、私の携帯電話に娘の通う中学校から電話がありました。
学校からの電話で良い知らせはまず無いので、発信元を見てドキッとしました。
一呼吸置いて電話に出てみると「〇〇さんが体育の水泳の授業の時に気分が悪くなられまして、何度か嘔吐をされましたので病院へ連れて行きますから、迎えに行っていただけますか」という内容でした。
すぐに嫁さんに電話して病院へ駆けつけてもらいました。
よくよく考えると思い当たる原因があった。
一昨日の夕食から昨日の朝食を思い出していると「アッ! あれか!」と思い出しました。
一昨日の夕食は茄子をたくさんいただいたので麻婆茄子にして食べました。
娘は麻婆茄子が大好きで、おかわりをしたのですが食べきれなかったので明日の朝食べると言ってラップをかけてそのまま冷蔵庫に入れずに放置していました。娘はそれを昨日の朝に食べたのです。
冷めて行く過程で菌が増殖
少し前のYahoo!ニュースに2日目のカレーは要注意だと言う記事が載っていました。
お鍋でカレーを作って冷めてゆく過程の40度から50度の間でウエルシュ菌と言う食中毒菌が増殖するそうです。またこのウエルシュ菌を加熱殺菌しようとしても、 100度で1分間程度の加熱ではこの菌は死なないそうです。カレーと麻婆茄子の違いはありますが状況は同じようなものだと思う思います。
私は食べる前に加熱をすれば大丈夫と思い込んでいたので考えを改めなければなりません。
おにぎりも注意を
おにぎりのリスクについては少し前の毎日新聞に載っていました。
おにぎりには黄色ブドウ球菌のリスクがあるそうです。黄色ブドウ球菌の毒素は100度で30分の間でも壊れないそうです。
予防するには、前日に握らない、素手で開ずラップなどを使う、持ち歩くときは保冷剤を使い10度以下をキープする等。
私は毎日おにぎりを作ってもらい食べているので充分に注意したいと思いました。
そういえば…
昔、私はコンビニのおにぎりを作る工場でアルバイトをしたことがあります。
そこでは鼻前庭検査と言う黄色ブドウ球菌の検査を従業員全員が受けます。
この検査が陽性だとおにぎりを直接触らない仕事をすることになります。
鼻前庭検査をクリアした者だけがイソジン入りのハンドソープで手を洗い、さらに逆性石鹸液で手を洗い、アルコール消毒をして二重に手袋をしました。
これくらいしないと食中毒は防げないのでしょう。
これは昔の話なので今はもっといろいろなことを行って食中毒を防いでいるのかもしれません。
幸いにも…
私の娘は病院で点滴を打ってもらい、ずいぶんとと楽になったようです。
食中毒は油断していると死者を出したりもします。この季節は本当に注意しなければなりませんね。
私も今日からお弁当やおにぎりは小さなクーラーボックスに入れて職場へ持っていくことにしました。