message in a bottle

大好きなラジオ、音楽、街、スポーツ、家族の事。 そして自分の忘れたくない事を綴ります。

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ここ数日の暑さと東京オリンピック

ここ数日非常に暑く湿気の多い日が続いております。

毎年の様に最高気温でお馴染みの多治見市や熊谷市ではもうすでに35度を超える日もありました。

札幌那覇の最高気温が同じ

今日の天気予報を見ていると大阪では最高気温が36度の予想となっています。

また札幌と那覇で予想最高気温が33度で北と南で同じ気温になっています。

札幌の人はさぞかし体にこたえることでしょう。

まだ夏本番とは言えないこの時期でこの気温ですから8月9月を思うと先が思いやられます。

水泳の授業でお馴染みの光景が今は… 

中一の娘が通う学校では水泳の授業が始まっています。

私が小中学生だった30年以上前は夏休み前の水泳の授業はまだ肌寒かったように記憶しています。

泳ぐ順番待ちをしている間、唇を紫にして鳥肌を立てている光景が当たり前でした。プールに入った方が暖かいと感じた位です。

娘に「水泳の授業寒くないの?唇を紫にしている奴おらへんか?」と聞いてみると「そんな人はおらん」と言っていました。

むしろ水泳の授業は気持ちが良いらしいです。

東京オリンピックまであと3年

 3年後の2020年7月24日(金)に東京オリンピックが開幕します。

梅雨が明けて本格的に暑くなって行く頃です。

連日35度を超えるような気温が続く時期にオリンピックをやってアスリートがベストなパフォーマンスを見せることができるのでしょうか。

気温だけでなく湿度も高い

日本の気候は気温が高いだけでなく湿度も高いです。

数年前、ちょうど今頃の時期に私の家にカナダのアルバータ州から中学生の女の子が ホームステイに来ていました。

彼女によると暑いのはまだ我慢できるが湿度が高いのが辛いと言っていました。

前回の東京オリンピックは10月

 1964年の東京オリンピックは10月10日に開幕しました。

まさに運動会日和と言うような日です。

ここ数年の10月は分まだ暑いですが7月8月よりは随分と過ごしやすいと思います。

 1964年の東京オリンピックでは「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます」と言うNHKのアナウンサーの実況の音声を時々聞いたりもします。

本当に素晴らしい青空だったのでしょう。

しかし、2020年の東京オリンピックでは「世界中の暑さと湿度を全部東京に持ってきてしまったような…」と言うようなことにもなりかねません。

思い切って10月にした方が良いのでは… 

こんなおかしな暑さの中で開催するより少しでもコンディションの良さそうな10月にしたほうが良いと思います。

東京のアスファルトの上を走るマラソンなんてとても高記録を望めるとは思いません。

屋外競技の観客などは熱中症が続出するのではとも心配してしまいます。

おそらく欧米諸国の休暇の時期に合わせたスケジュールで行わなければならないから7月8月になってしまう思います。スポンサーの関係もあるのでしょう。

アメリカのプライムタイムで生中継を放送しようと思えば日本時間では真っ昼間になってしまいます。

では、一体誰のためのオリンピックなのだろうか。アスリートをないがしろにしてスポンサー優先のままで良いのか。

オリンピックは曲がり角

なんでも東京大会の次のオリンピックに立候補している都市がパリとロサンゼルスしかないそうで、その次は立候補予定の国が無いそうです。なのでパリとロスを次とその次の大会に振り分ける案が出ているそうです。

はっきり言ってオリンピックはヨーロッパのものです。しかしヨーロッパの力が弱まっている今、これまでと同じ様ななやり方でオリンピックを続けていく事は無理があるのではないかと思います。

 1984年のロサンゼルスオリンピックから続く商業主義的なオリンピックは曲がり角に来ているのではないでしょうか。