message in a bottle

大好きなラジオ、音楽、街、スポーツ、家族の事。 そして自分の忘れたくない事を綴ります。

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ラジオリスナー日記***ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー

「ウイークエンドバラエティ日高晤郎ショー」はSTVラジオ毎週土曜日の8時〜13時50分(プロ野球オフシーズンは17時まで)に放送されているバラエティ番組です。

今回初めて聴きました。

実は今回(7月8日)初めて   radikoプレミアムで聴きました。

以前から森脇健児さんが目標とする番組、そして目標とするラジオパーソナリティーとして「ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショー」の日高晤郎さんを挙げておられたので一度聴いてみようと思いました。

こんな時全国のラジオ番組を聴くことのできるradikoプレミアムは大変ありがたいです。

パーソナリティー

パーソナリティーは日高晤郎さん。私が日高晤郎さんについて知っている事はショーン・コネリーの吹き替えをされていた事位です。ラジオでのトークを聞くのは今回が全くの初めてです。

この長時間の朝から昼のワイド番組をアシスタント無しの一人しゃべりで進行すると言うのは非常に珍しいと思います。

のっけから演歌! 

番組がスタートしてフリートークもそこそこにリスナーからリクエストされた演歌が3曲かかりました。そしてその曲と曲の間に挟まってくる日高晤郎さんのトークを聴いて「可愛らしい毒舌」でリスナーを楽しませる人だなと感じました。

私は普段演歌を聴かないのですが、北海道に縁のありそうな曲がリクエストされていたので日高晤郎さんのトークにマッチしていました。

ちなみに私は1度も北海道へ行ったことがありません。

日高晤郎さんがバッサリと!

オープニングの3曲が終わり、いよいよ日高晤郎さんのエンジンが暖まって参ります。

ニュースについてあれやこれやと語るコーナーでは、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手のラケットの扱いについて厳しいながらも真っ当な意見を述べておられました。

錦織圭選手がラケットを破壊する行為については私も含めて多くの人が「テニスプレーヤーならラケットは大切にしろ」と思っていたのではないでしょうか。

しかしそれをメディアで口にする人は私は見たことがありませんでした。

そういう触れにくいことにもしっかりと意見を述べる日高晤郎さんは数少ない本当の意味でのラジオパーソナリティーだと感じました。

リスナーのお便り

リスナーのお便りにも北海道ならではのものもありました。

ここ数日の暑さの話題で”エアコン部屋”や”エアコンが無い”など私の暮らす地域では聞きなれないワードです。

中継のコーナー

中継のようへいさんと日高晤郎さんの掛け合い、そしてようへいさんと中継先の方のやり取り、そして日高晤郎さんの中継先の方へのリスペクトの有るイジリ方が絶妙な楽しさでした。

イベント告知に来られた方もイジリ倒すのですが聴いていて全く不快になりません。そこにはリスペクトと愛情があるからでしょうか。お色気トークもちょっぴり飛び出しますが楽しい範囲内です。

この番組が長く愛される理由だと思います。

朗読や映画紹介のコーナー

朗読は絵本の朗読で「はなのいろはどこへいくの」と言う作品を朗読されていました。絵本の朗読と言うことで「この番組は果たして子供も聞いているのだろうか」と疑問を持ったのですが大人が聞いても十分に引き込まれる朗読でありました。さすがショーン・コネリーです。

ところが、映画の紹介のコーナーでは3本の映画が紹介されたのですが観たいとは全く思えませんでした。

しかし日高晤郎さんの話芸としては面白かったです。おそらくお勧めの映画を紹介しているコーナーではないと思います。「こんな映画を俺に見せやがって!」と言う感じです。

公開生放送

 6時間にも及ぶ長時間の番組にも関わらず公開生放送と言うのもかなり珍しいです。

それも、空間の音の雰囲気からすると、ショッピングセンターやサテライトスタジオと言う感じでもなく、公開生放送に参加した人は番組の開始から終了までずっと観覧しておられるのだと思います。

そんな環境で長年、そして長時間番組を続けている日高晤郎さんのエネルギーは大変なものだと思います。

困った事になってしまいました

土曜日は私にとって聞かなければならないラジオ番組がたくさんあります。

この「ウィークエンドバラエティー日高吾郎ショー」を聴いてしまい、私の聞かなければならない番組の1つに加わってしまいました。

 Radikoプレミアムとタイムフリーがあるとは言え6時間もの時間を捻出しなければならない事態に陥ってしまいました。

リスナーに迎合しない大人のラジオ

「ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー」は決っしてリスナーに迎合しない、日高晤郎さんの人生の深み、熟成されたコクを楽しむ番組だと思いました。その人生の深みから発せられる言葉がリスナーの心に染み込むように伝わります。

それが説教臭くならないのは「馬鹿野郎!」と言う日高晤郎さんの悪口がいい具合に中和してくれるからだと思います。

アプローチは違うますが永六輔さんのラジオに対する想いと方向性が近い様に思いました。

要は、大人が楽しむラジオと言う事です。

北海道以外の人もradikoプレミアムて聴く価値ありと思いますのでぜひ聴いてみてください。