トラックドライバーに転職したいアナタへ③
世の中には実に多くの運送会社があります。トラックの種類や取り扱う荷物も様々です。その中から自分にとってベストな運送会社を選択して、有意義な転職にするにはどうすれば良いか、考えてみましょう。
面接に行く前に...
まず、HPが有る会社であれば閲覧しておくのは基本ですが、チェックしておきたいのは資本金、沿革、従業員数、車両台数、主要取引先です。会社の規模、荷主との関係が元請けか下請けかなどがわかります。
ハローワークの資料にも記載されていれば要チェックです。
大手の場合、リクナビなどの就職情報を参考にするのも良いです。
資本金が多く、車両台数も多く、従業員数も多く、昔からある会社なら安定している会社だと思います。
必ずしも会社の大小で良い会社か否かは判断は出来ませんが判断材料にはなります。
元請けか下請けかも重要です。下請けは当然ピンハネされているので給料にも関わって来ます。
主要取引先がメーカーやメーカーの物流子会社なら元請けであると考えて良いです。
そして、事業所や車庫を見に行く事も大切です。
会社によっては無人の小さなプレハブが一つあるだけなんて場合もあります。
これでは運行管理をしっかり行なっている会社とは思えません。
トラックは走る看板
トラックの様子もみましょう。
不法な改造がされていないか、トラックが美しく管理されているか、事故をしたトラックが放置されていないか。
トラックが古くても美しく保たれている会社はドライバーさんもキチンとされているのでしょう。
トラックは、その運送会社の走る看板なのだから、美しいトラックで荷主の荷物を大切に運ぶのが基本です。
不要な灯火類や装飾のされているトラックや汚れが酷いトラック、ぶつけた跡だらけのトラックは走る看板である事を忘れています。
駐車されているトラックのタイヤに輪止めがされているかも重要です。
トラックのタイヤの輪止めはその運送会社の安全への姿勢を表していると言えます。している会社は安全への意識が高いといえます。
車庫は重要ですよ!
また、車庫の地面も見て下さい。
アスファルトや美しく敷かれた砂利の車庫の会社は環境美化の意識が高く、周辺への配慮もあり、トラックへの愛情を感じます。土むき出しで水溜りがあって隅の方は雑草だらけで、車庫の出入口のまわりが土で汚れている会社は、荷物を運ぶだけで精一杯で他の部分には目を配れないのかな?と感じます。
大型車が出入りする度に砂埃や土煙を巻き上げられては、近所の住民は洗濯物や布団も干せません。
また、トラックを見ると何を運ぶかもうっすら分かります。
タンクローリーとかキャリアカーなら一目で分かりますね。
ウイング車、箱車、平ボディ、パワーゲート付き、ユニック車など、予め把握しておく事ができます。
自分がどんなトラックに乗りたいか、を考えて会社を探して見ると良いでしょう。