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夏の高校野球、彦根東高校1回戦突破!

台風5号の接近、通過により1日順延となっていた夏の高校野球の開会式が昨日行われ、第一試合に我が滋賀県代表の彦根東高校が登場しました。

赤備えの応援団

彦根東高校の応援団が陣取る1塁側は見事なまでに真っ赤っ赤でした。

赤いTシャツ、赤い帽子、赤いタオル、赤いうちわ。

そうです、井伊の赤備えです。

赤いうちはにもしっかりと「赤鬼魂」と書かれていました。

対戦相手は長崎、波佐見高校

対戦相手の長崎代表、波佐見高校は阪神タイガースの松田遼馬投手の出身校でもあります。

 3度目の夏の甲子園出場で、強力な打線が魅力的なチームです。

 2回表に波佐見高校4番内野選手が、大会第1号となるソロホームランを放ちました。見事なまでの4番の仕事です。

一進一退の好ゲーム

彦根東高校も2回裏にしっかりと1点を返すものの、3回表に再び1点リードをされてしまいます。

そして3回裏、エラーとエンドランで一、三塁としたところで 6番吉本選手が、バスターからのホームラン!再び逆転をします。

しかし、波佐見高校も 6回表に1点、7回表に2点とまたまた逆転してしまいます。

 

 9回裏にドラマが! 

彦根東高校の増居投手は打たれながらも大きく崩れることなく粘りました。

 8回、9回と0点に抑えたことが彦根東高校に奇跡を呼び込みました。

 9回裏、彦根東高校は2本のヒットと犠打で一、三塁とし、サードゴロで同点に追いつきました。

そしてフォアボールで一、二塁としたところで4番岩本選手!

岩本選手は初球を振り抜きライト前タイムリーヒット。

本塁に好返球が帰ってくるも間に合わず、逆転サヨナラヒットなりました。

高校野球の魅力を凝縮したような試合

彦根東高校が見事に勝利を収めましたが、波佐見高校との実力差はまったくなく、勝敗の差は紙一重でした。

波佐見高校にミステイクがあるとするなら、9回のたったひとつのフォアボールでサヨナラの雰囲気を作ってしまったことでしょうか。

波佐見高校の方が球数も少なく、四球も少なくゲームを支配していたのは間違いなく波佐見高校でした。

そして彦根東高校の勝因を挙げるとするならば、小技を絡めた思い切りの良いプレイ、増居投手の160球の粘投ではないでしょうか。

どちらが勝ってもおかしくない名勝負でした。間違いなく今大会のベストゲーム候補でしょう。

彦根東高校吹奏楽部

 8月8日の甲子園球場で熱い応援をしていた彦根東高校吹奏楽部ですが、 8月12日に吹奏楽コンクールを控える中での応援となりました。

彦根東vs青森山田の試合が8月14日なので、少しは余裕ができたかもしれません。

台風による順延が無ければ、12日がコンクールで13日が甲子園と言う強行日程だったのですから。

彦根東高校の吹奏楽部は滋賀県の吹奏楽部の中では優秀な吹奏楽部です。

次の青森山田戦では赤備えの応援席にも注目してみてください。

赤鬼魂!! 

 彦根東高校にとっては次の青森山田戦が正念場になります。

ぜひとも燃えるような赤鬼魂で青森山田と言う大きな壁を突破してほしいです。

がんばれ!彦根東高校野球部、吹奏楽部、赤備え応援団!