夏の高校野球 滋賀大会 代表は井伊家の流れをくむ彦根東高校!
夏の甲子園を目指して全国の高校球児が熱い戦いを繰り広げています。
地方大会もいよいよ大詰めで、この数日で次々に代表校が決まって行きます。
滋賀代表は彦根東!
昨日、滋賀でも決勝戦が行なわれ、彦根東高校が近江高校を破り4年ぶり2回目の夏の甲子園出場を決めました。
県内では屈指の公立の進学校
彦根東高校は滋賀県では屈指の進学校として有名です。
彦根、湖東地区の中学生にとって憧れの学校です。
学習塾の広告に”彦根東○○名合格”などとよく書かれています。
もちろん、スポーツ枠での入学など無く、勉強を努力して入学しなければなりません。
そんな全員が滋賀県民の選手である公立高校が甲子園に出場を決めたということは、素晴らしい事だと思います。
井伊家がルーツ!
今年、NHK大河ドラマで注目の井伊家のお城であった彦根城の城郭の中に立地していて、井伊家の藩校をルーツとする歴史のある学校です。
内濠と中濠の間の旧彦根藩家老屋敷跡に校舎があり桜の名所でもあります。
応援団や保護者も井伊の赤備えで甲子園のスタンドを埋め尽くすことでしょう。
強豪を次々に破る
今回は八幡商業、滋賀学園、近江高校と県内強豪を次々に破り見事に甲子園出場を決めてくれました。
滋賀は近年は滋賀学園と近江高校のマッチレース的な感じだったので彦根東高校の活躍は滋賀の高校野球にとって朗報だと感じます。
投打のバランスと、勉強と部活のバランス
彦根東高校の野球は投打にバランスが取れている様に思います。
データ重視しているそうで、頭脳野球とも言えますし、それを実行するスキルとフィジカルもあるという事です。
本塁打もでるし、投手の層も厚いです。
エースとも言える2年生の増居投手は京大志望だそうです。その努力に頭が下がりますよね。
学校方針から勉強を優先させるために練習時間は非常に少ないそうです。
おそらく、かなり工夫された効率の良い練習をされているのでしょう。
夏の甲子園は真っ赤に!
彦根東は校訓が赤鬼魂だそうで、まさに井伊の赤備えです。
NHK大河ドラマに合わせた様に甲子園出場を決めたのはいわゆる”持っている”と言う事でしょう。
受験生にとって大切な夏休みですが、まずは一勝を目指して頑張って欲しいです。