脳の老化
昨日、CBCラジオ「北野誠のズバリサタデー」を聴いていると、精神科医の和田秀樹先生が電話で出演されていました。
前頭葉の老化
「キレる中高年」についてお話しをされている中で、お笑いと脳の老化についてもお話しされました。
なんでも、テレビの雛壇芸人を見て笑えなくなってしまうのは(たしか、)脳の前頭葉の老化が関係していて、そんな人は、なんばグランド花月とかに行かないと笑えない。と言っていました。
私はなるほど!と思いました。
私も雛壇芸人のバラエティ番組では全く笑えないのです。
ラジオで言われていた様についついチャンネルをNHKかプロ野球中継に変えてしまいます。
上方落語と漫才
でも、落語や漫才なら笑えるのです。
私は幼い頃から上方落語、漫才が大好きで、モノラルのラジカセで落語を聴きながら寝るという、オッサンの様な事をしていました。
桂枝雀さんの「つる」や「替わり目」、「茶漬け閻魔」、笑福亭仁鶴さんの「貧乏花見」や「無いもの買い」がお気に入りでした。
子供でも楽しめるポップな落語ですね。
テレビでは「花王名人劇場」が全盛の時代だったので、やすし・きよしやオール阪神・巨人の大ファンでした。
今でもたまにオール阪神・巨人の漫才をテレビで見かけると思わず見入ってしまいますし、面白いです。
箸が転んでもおかしい年頃
私の子供などはやはり、テレビのバラエティが大好きで吉本新喜劇も大好きです。
箸が転んでもおかしい年頃と言いますが、これは脳が若くてコンディションが良いと言う事なんですね。
脳の老化を止めるには
前頭葉が老化するとイライラしたり、意欲が無くなったり、突然の出来事にうまく対応出来なくなったりするそうです。
一般的には脳は使い続ける事や歩いたり、手先を良く動かす事が大切と言われたり、いわゆる「脳トレ」が効果的とか。よく寝たきりになると認知症が進んだとか言われます。
でも、本当のところはよくわからないんだそうです。
遺伝子や特定のタンパク質が認知症に関係していると言う話も聞きますし。
とはいえ、やっぱり、考えたり、笑ったり、運動したりはした方が良いに決まってます。
それこそ噺家さんなんて30代、40代はまだまだ若手。70代で1時間を超える大ネタをされる方もいます。
きっと笑いは脳にも体にも良いハズです。
例え雛壇芸人のバラエティで笑えなくても、自分が笑える事を見つけて笑えば良いのだ。と自分に言い聞かせる事にします。